１０月１４日（日）、午前７時東部公民館前をバス２台に分乗して熊野古道のウオーキングに出かけました。
今回で最終回となった熊野古道は少し距離を延ばしたため、朝７時の出発にご協力いただいた参加者６９名が「通り峠と丸山千枚田」コースを歩きました。
三班に分かれ語り部さんを先頭に、全身の力を足に集めて美しい森の中の苔むした石畳を一歩一歩登りました。峠に祀られた子安地蔵に掌を合わせ比較的緩やかな下り道を県道へ出て、少し戻り川を渡ってしばらく歩くと左手の斜面に見事な棚田が一望できました。
収穫の終わった棚田はひつじ田になっていましたが、秋晴れの中和気あいあいの列が棚田に続き、里山の小径、螢の小径と名付けられた周辺は小流の水の匂いと爽やかな風を感じる最終回に相応しい風景でした。
熊野古道はそれぞれのコースに違った趣をかんじさせてくれることが人を動かす力となり、また人々の心を繋ぐことで歩くことを楽しんで１０回の節目を迎えることが出来ました。
ご参加いただいた方々の健康への気配りのお蔭もあり、地域の交流親睦にも繋がったのではと思わせていただきました。長い間ご協力いただきましてありがとうございました。