平成３０年２月３日（土）、午前１０時からさくらリサイクルセンターで開催された伊賀市環境保全市民会議主催の環境セミナー「食品ロス」に参加しました。講師は三重県環境学習情報センター環境学習推進員　脇谷奈美さんです。
　日本では年間２，７７５万トンの食品廃棄物等が出され、このうち食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は６２１万トンとのことです。その中で、レストランや各種イベントよりなんと一番多い２８２トンは「家庭」からのものと聞いて、参加した３０名の方は「えっー！」っと驚いていました。
　続いて各テーブルで食品ロスの経験や対策を話し合い、「サツマイモは土をまぶして新聞に包み暖かい所での保管が良い」と発表されると「そうなんや、早速やってみよう」と口を揃えていました。
　消費期限と賞味期限も考え、買い物は必要な量だけ購入し、調理で作りすぎない、余ったら作り替えるなど工夫し冷蔵庫のチェックも大事だと脇谷さんは話されました。
　最後に年間２．７トンのごみ処理の施設を見学しました。ごみピット内の大量のごみを目の当たりにして、一人ひとりが「もったいない」の気持ちを持つことが大切だと強く感じました。　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（西口保次）