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東部地域住民自治協議会

環境学習会 「水の都・大垣市」見学

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 11月10日(金)、午前8時から参加者42人を乗せたバスが大垣市に向け出発し、10時過ぎに奥の細道むすびの地記念館に到着。
 大垣市は全国でも有数の自噴帯に位置し、豊富な地下水の恵みにより平成7年度、国土交通省から「水の都」に認定されています。

 その湧水が人々とどのように関わり、活かしてきたのかをボランティアガイドさんから講義を受けました。
 以前は各家庭で井戸槽(いどぶね)を持ち生活していたことや湧水の原理などを学び、井戸水により炊事、洗濯はもちろん和菓子、わ110-8さび栽培、精密機械、酒産業に活用し、また水運、稲作栽培にも活かされていました。
 ただ良いことばかりではなく豊富な水の負の面として「水害」との危険性も背中合わせで、株井戸の制度(水の権利)、工場でのくみ上げ制限などルールを決め、水害対策として水屋、水門、排水機、陸門などの対策が取られたとの説明を受け、皆さん熱心に耳を傾けメモを取りながら活発に質問も出されて有意義な研修会を持つことが出来ました。
 午後から2班に分かれ、ボランティアガイドさんの説明を聞きながら水門川沿いの「ミニ奥の細道」を見学し、「むすびの泉」の井戸からこんこんと湧き出る水の量を見て皆さんびっくりです。
 当日は小春日和に恵まれ、大垣城周辺を歴史にも触れながら楽しく自由散策して帰路に着きました。
 車中から高い石垣の家々を見て先人の知恵に感心しながら、水の大切さと恐さを改めて痛感した一日でした。

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