私達が日々生活していく中で、決して切り離すことのできないあらゆる廃棄物。それらはいったいどのようにして処理をされているのか、また最終どうなるのか。そのような疑問をお持ちになったことはありますか?
そこで、環境保全部会は9月7日(金)午前9時より参加者26名にて、伊賀市予野にある廃棄物処理施設、三重中央開発(株)を見学。職員の方からビデオを交え、ゴミに関わる様々なお話を伺いました。
同社は、「廃棄物処理はライフライン」と考え、廃棄物はかけがえのない「循環資源」として活用するトータルリサイクルシステムを構築すべく、先進のリサイクル技術の開発と最新の設備で多様な廃棄物の99.9%再資源化を目指し、取り組まれているそうです。また、焼却施設は1日に636tの処理能力を誇る国内最大級の施設を有しています。また、どうしても処理できない汚泥、紙、木、ガラス、繊維等のくず、石綿を含む産業廃棄物の最終処分場にいたっては、329万立方メートルで埋立容量全国1位の面積を持っています。
お話を伺った後、参加者からは「社会貢献はどのように取り組んでおられるのか。」「最終処分場の耐震対策は?」などの質問があり、丁寧に答えてくださってました。その後、バスで敷地内の各施設を巡回して頂きましたが、皆さん興味津々!特に最終処分場では、バスから降り、その広大さを目の当たりにして、様々な疑問や思いが湧いてきた様子で熱心に質問されていました。
いつも当たり前のように出しているゴミ。そのゴミ処理問題がこんなにも身近な課題であると同時に、リサイクルされ様々なものに姿を変えて、また私達の生活に関わってくる。私達一人一人のゴミに対する意識向上において、とても有意義な時間を持つことができました。
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