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東部地域住民自治協議会

環 境 学 習 会 

〜自然とふれあう「京都府立植物園」を見学〜

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 冬の訪れを感じさせる冷たい雨の降る11月9日(金)午前8時、参加者60名を乗せたバスは、一路京都に向け出発しました。
 バスは補助席も全部使い、正に満員御礼状態。応募者多数の為、抽選の結果参加していただけた方々です。
 まずは、最初の目的地 銀閣寺に到着。大勢の観光客の中、傘を気使いながら、入り口近くに静かにたたずむ銀閣へ。きれいに掃きそろえられた銀紗灘の横をすり抜け紅葉たる庭に足を進め、京の風情を楽しみました。
 そこである疑問が?あれっ?銀閣寺は何故銀じゃないの?それは、足利義政公の御世、「応仁の乱」があり、財政が苦しくなり、代わりに黒うるしを塗ったのが、陽の光で銀に見えたから等々諸説有り。でもその静寂たる姿こそが時代を映しているのかも。
 そして楽しみの1つ昼食、「正阿弥(しょうあみ)」にて眼下に京の街をながめつつの京料理、休息のひとときです。
 さあ、次はいよいよ「京都府立植物園」です。念力が通じたのか、丁度雨もやみ意気揚々!2班に分かれ、各々ボランティアガイドさんを先頭に観察開始です。
 「京都府立植物園」は大正13年に開園した日本最古の公立植物園で、甲子園球場の6個分の広さを持ち、約
12,000種類の植物が四季折々の姿を見せてくれる「憩い」と「学び」を両立する「生きた植物の博物館」です。
 又、観覧温室には、熱帯植物や希少植物も身近に見られ、参加者も興味津々で熱心に観察していました。
 植物は二酸化炭素を吸収して「光合成」の作用で私たちに大事な酸素を与えてくれる。又
、同時に地球温暖化を抑制する役割も果たしています。
 植物は私たちが生活していく上でなくてはならない存在であると同時に、花の咲く様、緑の鮮やかさは私たちの目も、心もうるおしてくれる全ての環境そのものと言えるでしょう。
 雨にも負けず、バスのきゅう屈さにも負けず、最後は笑顔をいっぱいくださった参加者の皆さん本当にありがとうございました。
 

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