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東部地域住民自治協議会

環境学習会「宮川浄化センター」と
            伊勢河崎商人舘を訪ねて

 久しぶりに夏らしい太陽の照りつける天気となった8月4日(火)、東部地区住民32名が21年度の環境学習会として「宮川浄化センター」の見学を行いました。
  宮川流域下水道の終末処理場「宮川浄化センター」は、処理面積が3市町の約5,000ha、人口が約167,000人、処理水量は1日約101,000立方メートルと巨大な施設です。
  管理棟でセンターの仕組みについて説明を受けたあと見学。汚水をきれいにする微生物を顕微鏡で見せてもらった後、各処理場やプラントを見てまわりました。熱心に説明を聞く参加者から、多く質問が出され環境に対する意識の高さがうかがわれました。浄化された水が2b下の小さな文字まで読み取れるほどきれいな水になっていることに参加者から感嘆の声があがりました。東部地域でも、河川の清掃活動や、アクリルたわし(洗剤の使用を控える)の使用を呼びかけるなど啓発を展開していますが、ささやかなことでも一人一人ができることから実行することの大切さを感じさせる学習会となりました。
  河崎商人舘は、河崎のかつての代表的な商家である旧小川酒店を改築して平成14年にオープンしたもので、広い母屋棟と川に面する3つの蔵からなっています。昔の商業の資料館やミニショップがあり、各種のイベントにも使われ街づくりの拠点になっています。創業元禄の和具屋や万延元年の播田屋など風格のある老舗の店が点在し、道筋に建ち並ぶ建物も何ともいえない風情があってとてもいい感じの街並みでした 。

 

     
 

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