11月4日(金)、今年の環境学習会は名水百選・国の重要文化的景観に指定されている滋賀県高島市新旭町針江という静かな町を見学、50人が参加しました。
現地では5班に分かれて1時間30分のAコースをガイドさんの案内で見学しました。比良山系に降った雪、雨が伏流水となり、地下24mから各家庭に清らかな水がこんこんと自噴し、人々が飲料、炊事といった日常生活に利用している「川端(かばた)」と呼ばれる究極のエコシステムには驚かされました。そして各川端の生水を頂いた竹のコップで試飲してみると微妙に違う水の味をみなさん楽しんでいました。
各家庭の川端には生活ゴミを餌とする鯉が飼われていて、下流にきれいな水を流すという思いやりをみんなが当たり前のようにしている姿に感動しました。今日の見学を通じて、私も日常生活に於いて少しでもきれいな「水」を流すという思いやりを大切にしたいと痛感しました。
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