9月29日(土)、午後2時からゆめぽりすセンター2階会議室において、伊賀市環境保全市民会議主催の「フードマイレージ」に環境保全部会の西口が参加しました。講師は公害地域再生センター・あおぞら財団研究員の林美帆さんで、この環境セミナーに各自治協から約40名が参加しました。
会場には6卓のテーブルが用意され、1970年の夏、秋、冬、現代の夏、秋、冬が設定されており、私は「現代の秋」に座りました。テーブルの上には国内や海外の野菜、果物、魚介類など、あらゆる食材のカードが所狭しと並べられ、カードには写真付きで生産地、金額が表示されています。
講師の林さんが突然シェフのコスチュームに変身し「買い物から環境と交通を考える意味で、予算内で夕食を作ってもらいます」との一言で、買い物の疑似体験をすることになりました。私のグループは「カキ鍋」、各食材の裏ポケットにはいくつかの★印が書かれたカードが入っていて(★印1つ=CO2,20g)、その数を合計した後、徒歩、自転車、車、バス等の交通手段による点数を加算します。これが「フードマイレージ」で、生産地から食卓までの「距離×重さ」を表し、日本は世界一だそうです。
距離が遠くなるほど輸送時にCO2,NO2が排出され、環境に悪影響を及ぼし、そのためにも「地産地消」や露地栽培の「旬産旬消」が重要になり、日常生活において実践することの大切さが問われる事になります。私もセミナーに参加して、少しでも環境にやさしい暮らし方を考えてみたいと思いました。
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