12月13日(土)、午前10時から市民環境セミナーがゆめぽりすセンターで開催され環境保全部から参加しました。
このセミナーは伊賀市と環境保全市民会議の共催で、講師は三重県環境生活部廃棄物対策局廃棄物リサイクル課窪田哲也氏が「廃棄物問題」について講演されました。
昭和45年の公害国会で「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が制定され、以後数回改正がなされ平成15年に「3R政策」廃棄物の発生を抑え(リデュース)、使用済み製品がリユース・リサイクル・熱回収等により循環資源として適正に循環的に利用されるようになりました。循環的な利用が行われない「廃棄物」は、占有者が自ら利用し、または他人に有償で譲渡することが出来ないために不要になった物と定義され、三重県では減少傾向にあるものの1人1日当たり963gのゴミを排出しています。一方で一般廃棄物、産業廃棄物などの不法投棄も後を絶たず河川の汚染、生態系への悪影響、悪臭、害虫の発生など、環境破壊ににつながる事態になっているため、カメラ・パトロールなど監視活動を充実させ「早期発見・未然防止」に努めていると現状を話された。
また、汚染された土壌は「土壌汚染対策法」で規制されていますが、最終的には土地所有者の認識が必要だと感じました。
みなさん!不法投棄を見つけたら「0120-538-184(ごみはやいよ)」まで!
一人ひとりの意識で私たちの環境は守られるんだと痛感した1日でした。(西口保次)
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