１１月１９日（日）、教育文化スポーツ部会主催の本年度視察研修は法隆寺、中宮寺をガイドさんの説明を受けて見聞を広めることをメインに、次いで大神神社参拝と談山神社の紅葉を観賞する日帰り旅行を行いました。
　最初に訪ねた法隆寺ではガイドさんの説明を受けながら、大講堂、五重塔、夢殿など歴史ある建物や飛鳥彫刻を代表する釈迦三尊像など多くの仏像を見て回りました。 　続いて訪ねた中宮寺では、弥勒菩薩半跏像を拝観しアルカイックスマイルと称された微笑みを浮かべた優しさに満ちた姿に感嘆しました。参加者からは「いにしえの文化に触れて感動を新たにした」との声とともに、「ガイドの声が小さく聞き取りにくかった」とか「見学時間が足りない」といった感想が聞かれました。
　次いで訪ねた大神神社は時間の制限もあり、「参拝しただけでじっくり見て回れなかった」との声もありました。境内では時期的に七五三でお参りしている人が数多く見受けられました。
　最後に訪ねた談山神社では先の２２号台風で桜井からの道ががけ崩れで通れず、明日香を迂回していくことになり、到着が少し遅れましたが若干遅い紅葉をしみじみと楽しみました。今回の視察研修について参加者からは、概ね好評を頂きましたが、法隆寺などは「もう一度ゆっくり仏像を見たい」という意見が多く聞かれました。
　少し肌寒さを感じましたが、天候にも恵まれ実のある研修となった一日でした。