11月18日(日)、教育文化スポーツ部会主催で「国宝 彦根城・玄宮園と長浜まち歩き」の視察研修を行いました。
朝8時に出発した参加者45名は先ず彦根城中堀前の「いろは松バス駐車場」でボランティアガイドさんに迎えられ2班に分かれ表御門から場内に、関ケ原合戦で耐え抜いた大津城を1607年に移築し完成したといわれる「国宝彦根城」、その周囲の太鼓門・続櫓を通り、お城本丸へ。天守の下では丁度「ひこにゃん」登場の時間帯で多くの観光客が集まってきており、○×クイズで楽しませていただきました。
その後、そこから急な曲がり坂を下り、国名勝「玄宮楽々園」を見学しました。ここは、江戸時代中期に作庭された大規模な池泉回遊式庭園で紅葉した庭園(まだ少し早かったかな)と、後ろには彦根城がそびえ、又水面に映る景観は見事なものでした。
バス移動で昼食の後、長浜の街を自由散策しました。長浜は豊臣秀吉が初めて城を築いた地として有名で、北國街道の宿場町として栄え、楽市楽座で賑わいました。明治には多くの銀行があり、今では第百三十銀行跡を改装した黒壁スクエアと称して観光スポットとなり、周辺の町屋や土蔵といった古き良き街のたたずまいを活かし、飲食店やガラスショップなど個性豊かな店が点在してきています。この日は晩秋の秋晴れの下それぞれの歴史に触れながら有意義な一日を楽しみました。