【少年非行の防止活動】 |
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非行防止活動においては、「いかに非行の前兆を把握し、適切に対処するか」といったことが重要である。 |
【前兆行動の種類】 |
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1.家庭での前兆行為 |
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(1)家族と話がらない。
(2)友達の名前や外出先を言いたがらない。
(3)帰宅時間が遅くなり、外泊や深夜外出をするようになる。
(4)家族に隠れて電話する。
(5)乱暴な行為・言葉が目立つ |
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2.地域での前兆行為 |
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(1)帰宅後にコンビニなどの人の集まる場所に行きたがる。
(2)不良仲間に呼び出される。
(3)オートバイに異常に興味を示す。 |
【非行防止対策】 |
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・大切なことは、「少年に良い環境づくり、人間関係の絆を育てる」ことである。
・少年非行を防止する最も大切なことは、「親との親和的な感情、友達との友情地域の隣人との連帯感」と言われる。
・家庭・学校・地域社会の中で良い人間関係があれば「周囲の人に迷惑を掛けたり、悲しませることはできない」という気持ちが生まれ、悪い行動を押さえる気持ちに繋がります。
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【非行防止のポイント】 |
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1.小さい時から善悪の区別をつけさせる。
2.大人が子供の見本となるような行動をする。
3.親が子供に関心を持つ。 |
【子供が非行に走りやすい親のタイプ】 |
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1.子供の交友関係や行動をよく知らない。
2.子供に金銭や物を与えるだけで、その使い道を知らない。
3.子供に非行の兆行の兆しがあっても注意できない。
4.友人などとすぐに比較する。
5.子供を言葉や暴力で押さえつける。
6.子供に対して過保護、過干渉である。 |