2月27日(日)、大津市「山中比叡平学区自治連合会」の視察に、防災防犯交通安全部会員・自治会長及び自治会防災員・事務局等28名が訪れました。
「山中比叡平学区自治連合会」防犯推進協議会瀬川会長の歓迎挨拶につづいて
@「東部地域住民自治協議会の活動」(防災防犯交通安全部会福田氏)
A「大津市山中比叡平学区の概要」(山中比叡平公民館長山本氏)
B「学区自主防災会の活動」(自主防災会事務局長久保田氏)
C「防犯推進協議会の活動」
(防犯推進協議会事務局長須田氏)
D「交通安全協会山中比叡平支部の活動」(支部長松本氏)
の説明、その後意見交換会を行いました。
「山中比叡平学区自治連合会」は昭和55年に設立され、現在1,327世帯、3,155人の住む町。5つの自治会から構成され、地域社会の特徴は千年の歴史をもつ白川沿いの山中町と1960年代稜線に造成開発された比叡平からなる1小学区。市街地から離れており、アクセス道路は4本だけで平時でも119番通報から消防車が来るまで20分以上かかり、大地震があれば急傾斜地崩壊の危険等が考えられ比叡平は防災上の問題を抱えている地域でもある。
5つの単位自治会が学区自治連合会に1戸当たり年1、850円を拠出し(全体予算の89%)、11団体に助成金を支出し運営されている(大津市の補助金は全体の約11%)
。学区自治連合会では、地域安全機関から隔てられた山間に居住しているので駐在所の設置を公的機関に要請する一方で、防火・防犯に財源を投入して防火機材の購入、防犯灯・防犯カメラの設置、青色回転灯をつけたボランティア車「みまわり君」による巡回、87箇所の「こども110ばん」点灯コーンの設置、子どもの見守り活動等を通じて自治会組織の大切さを住人達に理解と協力をお願いしながら日々安心安全で暮らせるまちづくりを推進されている。