10月28日(日)、前日の雨から一転して秋晴れの中、伊賀市多目的広場で、「第11回東部地域住民自治協議会防災訓練」を実施しました。この多目的広場では初めての防災訓練となりました。
16の自治会から約400名が参加、今年は服部団地自治会から多数の外国人の方も参加されました。
この防災訓練は伊賀地域を震源とする直下型の強い地震が発生したとの想定で、中消防署の全面的協力のもとで行われ、参加者が5つの班に分かれて、煙道体験、救護訓練、救出訓練、消火訓練、地震体験をローテンション式で行いました。地震体験車では、震度7の強い揺れを体感して、思わず「ワー、キャー」など甲高い声が発せられ、地震の恐ろしさを肌で感じていました。
また、緑ケ丘(本町、中町、東町、南町第2)の4自治会と田端町自治会の合わせて5自治会は、これらの訓練に先立ち、一時避難所から防災訓練会場まで避難誘導訓練を行いました。
大震災では、都市機能が麻痺し、防災機関の活動は困難を極めていますが、地域の方々が自発的に初期消火や救出、救護活動を行った地域では、結果的に被害や混乱を最小限に押さえることができたと言われています。地震の発生率は年々高まっているように報道されています。その時、地域の方々が自発的に行う防災活動がお互いの命を守ります。今日の訓練が防災意識の向上に寄与することを願います。