1月23日(水)、午後2時から東部公民館3階ホールにおいて、防災防犯交通安全部会主催で、高齢者を対象とする「防犯&交通安全」講習会を開催、36名が参加しました。
講習会は伊賀市市民生活課所管の出前講座として、1部が「消費生活の部」、2部が「交通安全の部」の2部構成で実施されました。
1部は、伊賀市市民生活課消費生活相談員の横山秀美さんから、
警察庁被害者統計によると昨年1月から11月までの被害件数15,082件、被害額約318億円の事件が発生していることや
昨年末に伊賀市内で実際にあった振り込め詐欺や新手の「元号の改元」を名目としたキャッシュカードを騙し取ろうとする架空請求等の事例が紹介されました。また還付金詐欺に遭わないために気を付けることとして、市町村がATMで還付金を支払うことはないので、この種の電話があった場合は、詐欺と判断し、警察に通報してほしいと話されました。
2部は、伊賀警察署交通課小川正浩係長から、平成30年の交通事故死亡者数が、三重県内で87人(伊賀市内は3人)、うち65才以上の高齢者が57人で、半数以上が高齢者が占めており、その中でも歩行者が夜間、道路横断中に渡りきれずに事故に遭われるケースが多いと報告されました。
そういった実態を踏まえ、
歩行者が「交通事故から身を守る」ためには、夜間は運転者から見えにくいため反射材の着用を、道路横断する時は高齢者は身体機能が衰えていることや視界・速度等の判断が遅れるので十分なゆとりをもって行動するよう教わりました。