10月27日(日)、伊賀市民体育館で、「第12回東部地域住民自治協議会防災訓練」を実施しました。
16の自治会から約380名が参加、今年も服部団地自治会からは31名の外国人の方も参加されました。外国人の防災意識の高さが伺われます。
防災訓練は伊賀地域を震源とする直下型の強い地震が発生したとの想定で、中消防署の全面的協力のもとで行われました。訓練は、緑ケ丘(本町、中町、東町、南町第2)と田端町の合わせて5自治会が一時避難所から訓練会場までの避難誘導訓練を行い、続いて開会式を開催、その後、参加者は4つの班に分かれて、煙道体験と上野都市ガスコーナー(災害時のガス取扱い等)、救護訓練、救出訓練、消火訓練をローテンション方式で行いました。また、炊出し班では、昨年購入したデリバリーステーション(移動式大型調理セット)を試験使用しました。短時間で大量に炊飯できる代物で、避難所では重宝する器具であると確信しました。
今年は、同日に伊賀市総合防災訓練が実施されていたこともあって、地震体験車の貸出は適いませんでしたが、初期消火や救護・救出訓練など地震発生直後に最も重要とされる身の安全を確保するための訓練を重点的に実施することができました。
『人間は忘却するもの、訓練していないことは災害時には行動できません』、マンネリ化と批判することなく防災訓練を繰り返し行うことがいざという時の大切な備えとなります。
今日の訓練が地域の防災力を高めることに寄与することを願います。