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東部地域住民自治協議会

            
視察「大阪人権博物館」を訪ねて


 3月11日(火)、参加者20名を乗せたバスは、午前8時30分研修先の大阪人権博物館に向けて東部公民館を出発しました。
 大阪人権博物館(リバティおおさか)は、人権に関する歴史資料の収集、保存、調査研究、展示公開を行うことにより、人権意識の伸長に貢献する事業を行っています。
 総合展示では「私たちのいのち・社会・未来」をテーマに被差別部落のみならず、障害者、女性、薬害エイズ、在日コリアン等々から労働の現状、伝統産業まで幅広く展示されており、ボランティアガイドさんの説明を受け質問する熱心な参加者の姿も見られました。中でも、中世末から被差別部落で作られた牛の皮を使った『なには太鼓』は圧巻でした。同時に死して尚かつ戒名、末代までも被差別部落と位置づけされていたのには、胸の詰まる思いがしました。
 研修後、大阪城公園の梅林を散策、ちょうど見頃の梅は青空に映えてその美しさを競い合っているようでした。ゆっくりと時間が流れる中に身を任せ散策している人々の表情も何処か穏やかで、平和の有難さをしみじみと感じた一日でした。
 参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました。

 
 
 
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