12月8日(金)午後2時、東部公民館に桂文喬(落語家・教育評論家)を迎えて人権落語を開催。
テーマは“考えよう、育てよう、思いやりの心”です。底冷えする小雨の中、約100名の参加者で2時間の講演でしたが終始、笑顔満開。大きな笑い声が館内に響いていました。大学卒業後、教員(高校社会)志望から一転、五代目桂文枝に入門。朝日放送落語新人コンクールで優秀賞を受賞。一部はスーツ姿で、二部は着物姿で登場。「人は優しくなければ生きていく資格はない」との名言そして「やさしさ、思いやりが人権の基本です。自分の人権を愛するということは他人の人格を認めるということです。」と強調。二部では自身の闘病生活を通して主治医・研修医・看護師・同室の患者との関わりを題材にした創作落語「研修医山田一郎」は爆笑でした。人へのちょっとした気遣い思いやりに接し、そのお蔭で病気も完治し現在がありますと、感謝の念いを熱く語ってくれました。笑いと納得の人権落語講演会でした。
毎年色の違った落語で笑いが倍増しました。
来年も楽しみです。
同日、東部公民館で『インターネットによる差別事象の現状と差別解消の取組み」と「同和問題の解消に向けて」をテーマとする人権パネル展を同時開催しました。
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