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東部地域住民自治協議会

 人権研修会「杉原千畝記念館」を訪ねて

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 9月27日(金)、人権啓発部会、人権草の根運動推進会議共催の視察研修会「杉原千畝記念館を訪ねて」は、応募者多数のため抽選の結果、40名の参加者と部員5名の計45名で、午前7時30分過ぎに東部地区市民センターを出発しました。
 危ぶまれた天気も、行く手東方面は好天に恵まれ、11時前には岐阜県八百津町の「人道の丘公園」内にある「杉原千畝記念館」に着きました。
 まず、学芸員の方から「命のビザ」で知られる杉原千畝の生涯についてスライドを交え解説を受けました。
 解説の中では、杉原千畝は日本の外交官で、リトアニアに赴任していた第2次世界大戦中に、迫害から逃れようとするユダヤ系避難民に2,000通(6,000人超)を超える人たちに日本の通過ビザを発給し、多くのユダヤ人の命を救ったという勇気ある行動が紹介されました。
 その後、館内の「生い立ちからビザ発給後の千畝」、千畝から学ぶ「決断の部屋」等の42-5展示物を見学しました。
 自然豊かな八百津の町で育ち、ユダヤ人大虐殺が行われた世界大戦という特異な環境の中で、人間として偉大な行為を行った千畝の真の姿に触れ感銘しました。次に、ぎふ清流里山公園に移動し昼食をとった後、多治見市モザイクタイルミュージアムを見学し、タイルの工作体験やタイルの歴史について学びました。
 参加者からは異郷の地リトアニアと生誕の地八百津の文化差異を表現し、千畝の遺徳を柔らかく包み込むこの記念館を訪れたことを大変喜んでいただきました。





                                                 多治見市タイルミュージアム

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