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東部地域住民自治協議会

「大津・長浜市街地活性化事業」視察

 3月6日(日)、産業振興まちづくり部会員と商工観光課職員合同で「大津・長浜市街地活性化事業」の視察に訪れました。
 大津市の中心市街地施設を見学、道路整備が十分になされ、人々が自然に集え近くにショッピングセンターや市役所等地元の人も観光客も立ち寄るには丁度良い空間を作り出しています。レンガ作りの「旧大津公会堂」の建物は平成22年4月に生まれ変わり、地下と1階に個性的なレストラン4軒入店、景観重要建造物にも指定される貴重な建物。レトロな雰囲気を醸し出す建物の中の洒落たレストランは空き席を待つ客で溢れていました。
 長浜市の古い黒漆喰壁の建物が残る町並みの一角には、洋風土蔵作りに黒漆喰の壁で「黒壁銀行」の愛称で庶民に親しまれた第百三十銀行長浜支店あります。昭和末期に建物は解体の危機に遭遇したが、町の有志がこの建物を中心に見事に町を甦らせて今は観光バスで人が絶え間なく押し寄せていたのが印象的でした。訪れる人たちが何処となく懐かしくほっとするのは古い建物が残った町並みがあるからでは
と思います。
  大津も長浜も城下町で古き良き時代の「町家」が数多く残っており、商店街もたくさんあります。ただ、伊賀上野と同じように開発されている所とそのまま取り残されそうになっている所は同じです。これをこのまま廃れさせていくのか、智恵を絞って利活用出来るような方法を考えていくのか、私たち一人ひとりの「わが町への誇り」を失わないようにしていきたい。そんな思いを再確認できるいい町歩きができました。

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