3月16日(土)、産業振興まちづくり部会は、滋賀県近江商人発祥地の一つとして歴史ある地域、東近江市五個荘地区を訪ねました。伊賀から約1時間半、田畑に囲まれ街並みはゆったりとし静かで良い町と感じ取れました。
五個荘コミュニテイセンターに到着すると、五個荘地区まちづくり協議会長小杉さんが出迎えていただき、センター内へ案内されました。
双方代表者挨拶の後、田島事務局長さんから「五個荘地区まちづくり協議会」の概要と活動内容を説明いただきました。
五個荘地区の人口は11,818人、我が東部地区とほぼ同じ人口で27地区を取りまとめ事業を遂行しているとのこと、学校は小学校1校、中学校1校で、活動内容では、地元中学校生徒が防災訓練の一部に参加していることに視察参加者の関心が集まりました。
このほか、小学生高学年を対象にコミュニティセンターで、3泊4日の「てんびんの里通学合宿」を14年前から実施され、親元を離れての通学、炊事、洗濯のほか、もらい湯など、普段できないことを共同生活の中で体験できるように、地域住民と団体との協働で取り組まれています。あらゆる世代が交流できる事業を多く取り組まれ、町全体が一つにまとまっていて羨ましく感じました。
まちづくりプランにも伝統を守りながら新たなまちづくりを展望する理念がしっかりと盛り込まれていました。
※「てんびんの里」の由来
近江商人の象徴である天秤棒(てんびんぼう)のこと。近江商人のふるさとの愛称として「てんびんの里」 と称しているとのことです。
午後からは近江八幡市内を訪ね、日牟礼八幡宮などを散策しました。当日は運よく「左義長まつり」の開催中でにぎわいを楽しむことができました。
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