「東部地区人権問題地区別懇談会」開催

令和5年3月4日(土)午前10時~11時40分、上野東部地区市民センターに於いて、人権啓発

部会と東部地区人権草の根運動推進会議の共催による「人権問題地区別懇談会」を開催しました。

各地区の役員さんをはじめとして28名の参加で「子どもの人権~子供の権利を守るために地域の

大人ができること~」と題し公益財団法人反差別・人権研究所みえ(ヒューリアみえ)研究員松原淳

さんにご講演いただきました。

6つのグループに分かれ、地域の子どもの様子で気になっていることやヤングケアラーなど話し

合いました。

子どもの権利条約を知っていますかとの問いに知らない人が3分の1でした。その他児童虐待や子ども

の貧困などのお話を聞きました。ヤングケアラーとは大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や

介護感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どもで実態調査によると中学生17人に1人、

高校生24人に1人だそうです。地域の中でこんなことが気になっている。関心を持ってじっくり

見ると気づくことなど地区懇の中で話し合いそれが人権の視点を入れていくとその背景が見えてくる

ものです。子どもの権利について先ずは知ることが大切であると感じました。