”知っていますか?” ウクライナ
3月19日(日)午後1時30分より、講師 浅井絵利香さんをお招きし文化講演会を開催し、23名の
参加者がありました。
首都キーウィに住み、2人の子供さんを育てていた。現在は、御主人をウクライナに残し、2人の娘さん
を連れて日本に帰国されている。ウクライナは、冬はマイナス15℃ほどの厳寒ではあるが、秋は”黄金の
秋”と言われるほど自然豊かで穀倉地帯が一面に広がり、周りの国々から羨望されているそうだ。そんな
素晴らしい土地キーウィを脱出し、日本に帰国した際も現在の今も、「ウクライナのために何ができる
だろうか?」と常に心の片隅に置きながら生活をしている現在である。ウクライナの主食はライ麦
パン、ジャガイモであり、豊かな風土の恵みで農業大国の中でゆったり豊かに暮らしていた。食文化を
大切にする国で、ウクライナ料理のレシピカードを今も大切にしている。ウクライナは決して戦争を
好んでいる国ではない。これまで通り平和で農業大国として豊かに暮らし続けたいと希望している
のに、国民一人ひとりの力では今のところどうしようもない。子どもの安全、将来の希望のために、
今の私の選ぶべき道を追い求めている。今ウクライナは、あきらめたらどうなるか!?ロシアに支配
され、性的暴行、虐殺が目に見えてくる。一日でも早く、安全で平和なウクライナに戻るよう祈る
ばかりです。最後に、下の娘さんがお母さんの講演中に突然抱きつきに行き、しっかりそれを受け
止めるママの姿が印象的でした。