人権フィールドワーク「京極まちなか」コースに参加して

3月16日(土)上野東部地区人権草の根運動推進会議と東部地域住民自治協議会共催の視察研修会を20

名の参加により実施しました。前日までとは変わって春の陽が降りそそぐ絶好の日となりました。

人権ワークショップを創造する『穀雨企画室』の渡辺様にお願いし、京極まちなかコースをナビゲート

して頂き、現在と全く異なる京都三条地区を学ばせていただきました。

まずは、京都市役所前からスタートし、桂小五郎の碑、高瀬川一之舩入(江戸時代の物流の拠点)、療

病院跡(御池橋詰)を通り、三条大橋たもとに土下座している「高山彦九郎像」があり、その東奥に

京都中心にあった部落が、京の警備や設備のために移転させられたそうである。

次の「瑞泉寺」は豊臣秀吉に疎まれた甥の秀次一族(三条河原で処刑された39名)の菩提を弔い、次に

「先斗町」は江戸時代初期の鴨川護岸工事によってできた道が、その後花街となったものであり、地名

はポルトガル語で「先」を意味する「PONTA]に由来するともいう。その後「本能寺」に立ち寄り帰路に

就いた。京都には、寺社、史跡など数多くあるが、そこには歴史と文化に寄与した民衆に生活が織りな

されていることが学ばれました。