「人権落語講演会」~露の団四郎独演会~開催
秋晴れの爽やかな11月30日(土)の午後2時より落語家の露の団四郎さんをお迎えし、人権落語講
演会を開催しました。
「笑いと人権」~ちょっとの違いで大きな違い~の演題で、87名の参加者が、落語を交えた講演会と
”百面相”で笑わせてもらい、人権落語を楽しみました。
前半は、団四郎さんが未熟児で生まれたことによるいじめられた苦労や、師匠である露の五郎に入門して
掃除や調理の修業・挨拶の稽古など、地道な積み重ねを面白おかしく話されました。
人望を得るには、「あの人か」と言われるより、「あの人がやって来てくれた」と言ってもらえるよう
に、相手の嫌がることをしない、笑顔で接するよう努めましょう。
もう一つ、『遠慮はするな。気兼ねせよ』例えば、師匠から「お前何食べる?」の問いに、「天ぷらうど
ん」と即答したら、後で師匠が「きつねうどん」となると、バツが悪くなることを考慮したうえで、
先に「師匠は何を?」と聞く配慮を持ちましょう。
後半は、コンビニ強盗をとんちで正しい道に導く話の落語と、恵比寿、大黒天、等々の百面相を見せてい
ただき、楽しく有意義な時間を過ごしました。