「文化講演会」開催

10月10日(土)午後1時30分から東部公民館3階ホールで、伊賀市文化財保護審議会会長 滝井利彰氏をお迎えして、「城下町建築散歩ー伊賀上野は文化財の宝庫」と題してご講演頂きました。

昨夜は台風14号で伊賀北部地域に避難勧告が出されるなど外出が躊躇される中、17名の方の参加がありました。

講演で、伊賀市には地域の宝物として誇るべき文化財が多くあり、なかでも建造物は県内の国重要文化財・県指定有形文化財の3割、国登録文化財の2割が所在する文化財の宝庫(2020年3月31日現在48件)といえる地域であることを改めて知りました。

特に上野城下町エリアは、200m歩けば必ず文化財建造物を見物できる宝庫。その建造物を1件ずつ順に建造された歴史的背景や特色について説明いただきました。建造物の劣化は避けられず、中でも上野城の損傷は著しく、保存は今後の大きな課題であるとも話されていました。