生命の花『ひまわり』事業実施
環境保全部会では、本年度事業として「ひまわり」の育成事業を行いました。なぜ、「ひまわり」?
皆さんもご存じのとおり、今年世界的にも大きな影響をもたらしているウクライナとロシアの悲惨な
状況。ひまわりは、ウクライナの国花で平和の象徴として話題を呼びました。
環境保全部会では、そのことのみならず、ひまわりの光合成に着目し育ててみようという事になりま
した。光合成とは光のエネルギーを利用して、無機炭素から有機化合物を合成する反応の事で、その
過程で水が分解されて酸素が放出される。すなわち人間に必要な酸素は光合成に由来し、ひまわりでは
葉の部分でその作業が行われ、厳しい暑さの中でもその能力を発揮するのです。
5月31日、ひまわりの5種類の銘柄の種(サンリッチ、イオス、大輪、かがやき、バレンタイン)の
内、3種類(大輪、かがやき、バレンタイン)を市民センター南側壁面前にセッティングしたプラン
ターに植え、又部員も各々違う銘柄の種を自宅で育てることになりました。一番最初に発芽したのは
バレンタインで、種まきから4日後、その後次々と発芽、種から新芽が出てくる様はなぜかドキドキ!
うれしいものです。
7月20日過ぎには、ぼちぼちつぼみが見られ、市民センターのひまわりが先頭を切って7月30日に
咲き始め、8月に入るとどの部員の花も後に続きます。一株に10輪以上開花したものや、文字通り
大きく咲き誇って天を仰いでいるもの、身長も130センチ~170センチまで様々です。どのひま
わりも神々しく目に映ります。もちろん、各々の葉も光合成を発揮して、私達に自然の酸素を与えて
くれました。今までよく目にしていた「ひまわり」が、こんなにも愛しく成長を見守りそして静かに
その働きを終えた令和4年の特別な夏でした。
酷暑の中、水やりにご協力頂いた市民センターの方々、本当にありがとうございました。